まぁまぁ売れた #マジキズナヤバイ は、某国の雑居ビルの4Fに事務所を構えている。
相変わらず、歌も演奏もラップも下手なメンバー。日本人が住むことが珍しい地域とあって、周囲からは奇異な目で見られることも少なくなかった。
そんなある日の昼下がり。
うぇいとDは事務所で雑務を行っていた。
「今日はマトンカレーかな〜!」Dがお気楽な声を上げる。
<画像出展 : http://www.jiji.com/jc/article?k=000000759.000000987&g=prt >
そんなメンバーの元に、周辺住民から怒りのメールが。
「そこまでラップがしたいのであれば、ラップ税を払え。」
ご丁寧に140円の請求書まで添付されている。
意味が分からないと思いながらも、ウェブで支払い手続きを済ませる。
一息ついたところで、今度は事務所のドアをドンドンと叩く音と叫び声が聞こえてきた。
耳をすませよく聞いてみると、"Japanese rap! Japanese rap! Give me 40yen!!"と主張しているではないか。
「またラップ税か…。」
うぇいがため息を漏らす。
「D、怖いから行ってきて。」
この女、面倒なことはすぐに人に任せようとする。
恐るおそる、扉を開けるD。
強面の男が1人、Dを待ち構えていた。
<画像出展 : http://kentakojima.tokyo/archives/333 >
※写真はイメージです。
渋々40円渡すDに、
「ハハッ!お前らも落ちるところまで落ちたな!!」
彼はそう行って、螺旋階段の下めがけて、10円玉4枚を叩きつけるように投げ放ったのだった。
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